0から1へ
氣は情報空間に存在します。
氣功初心者にとって、氣を物理空間で捉えるのは難しいですね。
視点を変えてオーラを考えてみましょう。
氣はわからなくても、オーラが見えたり感じたりする人はいます。
『オーラの色は見えなくても、なんとなく輝いて見える』など。
視覚で認識できなくても、他の感覚で認識していると思われます。
その場合、( オーラ = 氣 )と解釈しても問題ありません。
とりあえず、感覚で捉えることが大事です。
氣が、情報空間だけに存在している段階の氣を操る能力は『0』です。
それを、何かの感覚で捉えた時点で『0』から『1』になります。
この『0』と『1』の差が、大きな壁になります。
一度『1』となった『氣を操る能力』は、訓練次第で100、1000・・・と高くなっていきます。
まずは、最初の『1』からです!
手のひらを使う!
それでは、最初の『1』をどうやって感じるのか?
人間の五感の中で一番鋭いと言われているのが触覚です。
ホムンクルスの図でもわかるように、手のひらは脳と密接に繋がっています。
つまり、手のひら・指先の感覚はとても鋭いのです。
なので、手のひらを使って氣を感じることが、一番の早道だと思います。
それでは、手のひらで氣を感じる方法を説明していきます。
準備段階として、まずリラックスすることです。
身体が緊張していると、身体に力が入っていて感覚が鈍くなります。
脱力をイメージして、深い深呼吸を繰り返して身体をリラックスさせて下さい。
準備はよろしいですか?
氣を感じる
それでは、始めていきましょう!
両手を脱力させたまま、くっつけない程度に近づけて下さい。
両手で『何か軽くて丸い物』を掴んでいる感じです。
力を入れずにそっと包むような感じで。
『その軽い物』は、とても軽いので力を抜いても落ちません。
両手の力を、どんどん抜いていって下さい。
まるで就寝中の手のひらのように。
猿の手のような『グーに近いパー』が理想です。
どこまで力を抜いて脱力出来るかがポイントです!
次のステップは・・・
両手のひらの中に意識を集中してください。
その中にある『軽い物』は氣だと思ってください。
イメージがとても重要になってきます。
手のひらの中に『何か』感じませんか?
ほわっとしたり
暖かく感じたり
ピリピリしたり
痺れるような感じだったり
ヒヤっとしたり
どんな感じ方でも構いません。
とにかく『感じる』ことが出来ればOKです。
氣を感じることが出来たなら
あなたは『0』から『1』へ、レベルアップしました!
おめでとうございます!!
(氣を操る 3 )へ続く・・・