映画には脚本がある
みなさんご存知のように映画には脚本がありますね。
脚本とは、その映画の登場人物やそれぞれの役割、セリフ、動作、場所などが書かれています。
映画監督も役者も脚本を読んでストーリーを把握します。
役者は役作りのため日常生活でも、演じる役になり切って行動したりします。
この脚本どおりに演じる役者と、地球人生ゲームをしている私たちは、ほぼ同じことをしているのです。
なぜなら、地球人生ゲームをしている私たちにも、それぞれの人生のシナリオ(脚本)があるからです。
地球人生ゲームのシナリオ
地球人生ゲームはゲームなので、あらかじめストーリー(シナリオ)が決められています。
RPG(ロールプレイングゲーム)の経験がある人は分かると思いますが、RPGではゲームに登場するキャラクターやゲーム中に起こるイベント、そしてイベントをクリアする条件も設定されています。
それと同じように私たちの人生で起こるイベントもほとんど決まっています。
『ほとんど』と書いたのは、地球人生ゲームは自由度が高いゲームなので、自分の選択次第でイベントが起ったり起らなかったりするからです。
人生の一つのイベントである結婚を例にして説明します。
Aさんの結婚相手に関するシナリオです。
Aさんが25歳の時にBさんと出会い結婚を考えたとします。
結婚する時期はある程度選択できるので、30歳で結婚する場合もあるし、35歳で結婚する場合もあります。
さらにBさんと結婚しないという選択肢もあります、その場合は次の結婚相手Cさんが現れます。
そしてCさんと結婚した場合は、Bさんは別の人と結婚することになります。
もちろんCさんとも結婚しないという選択肢もあります、その場合Aさんは誰とも結婚しません。
シナリオで決まっているのは『結婚するとしたらBさんかCさん』ということです。
別の時期にDさんやEさんとも出会いますが、結婚することは絶対にありません。
なぜならシナリオで決まっているからです。
シナリオは自分で決めてくる
地球人生ゲームはシナリオが決まっているので、私たちはこの世界で自分を演じているようなものです。
シナリオは1人1人それぞれ違います。
それぞれが人生ゲームという舞台の上で主役を演じています。
自分以外はすべて脇役です。
自分で自分のことを、どんなに低く評価しても自分が主役です。
周りの人が自分のことを、どんなに悪く評価しても自分が主役なんです。
なぜなら・・・
シナリオはすべて自分で決めているからです。
そして、シナリオは生まれてくる前に決めてきます。
転生する前にあっちの世界で決めてくるのです。
地球人生ゲームでは、監督・脚本・主役、すべて自分自身なのです。
しかし、転生した時点であっちの世界の記憶が消えているので、そのことを覚えていません。
でも、自分の人生の中にシナリオを知るヒントはたくさんあるようです。
そのヒント探しも地球人生ゲームの楽しみの一つですね。